目玉講演

国の健康を作る:国際保健の仕事
岡安裕正
【略歴】
1999年に慶應義塾大学医学部を卒業後、在沖縄アメ リカ海軍病院に勤務。1999年より経営コンサルティング会社のマッキンゼー・アンド・カンパニーに入社し、東京およびニュージャージーオフィスで勤務。在職中にスタンフォード大学でMBAを取得。2008年より世界保健機関WHO)に勤務し、ジュネーブ本部、カンボジア国オフィス、マニラの西太平洋地域事務局にて、ポリオ・マラリアの撲滅、高齢化、NCD予防、健康増進などのテーマ担当。現在はマニラの西太平洋事務局にて、HealthierPopulations担当ディレクター。
【講演概要】
本講演では、臨床から民間企業、そして際機関へと歩んできたキャリアを振り返り、様々なエピソードやキャリアの転機におる葛藤、そして学びについてお話しします。 さらに、「世界の医療の現状」と「これらの可能性」について、皆さんと意見を交わしたいと考えています。この講演が、未の医療と健康を一緒に考え、これから社会踏み出す若い人たちが、自分らしいキャリアを描くきっかけとなれば幸いです。
東校舎講堂
10月5日(日)13:00~15:00

政策と産業で拓く医療の未来
秋月玲子
【略歴】
2002年に慶應義塾大学医学部を卒業後、本塾外科学教室にて外科医として勤務。2005年に厚生労働省に入省し、医系技官として国際保健や診療報酬などに加え、がん対策に従事。2008年より米ハーバード公衆衛生大学院に留学し、2010年に公衆衛生学修士(MPH)取得。2011年から2013年にかけ、同省にてがん対策に従事し、2014年より静岡県立静岡がんセンターに出向。2015年よりAMEDロンドン事務局長として国際的な研究支援に従事。2019年より外資系製薬企業に勤務。現在はアムジェン株式会社執行役員。
【講演概要】
本講演では、医系技官としての政策立案、AMEDロンドンでの国際研究支援、そして製薬企業での経営経験を振り返り、それぞれの転機で直面した迷いや葛藤、挑戦の意義について語っていただきます。さらに、行政と産業の両面を経験した立場から、「日本と世界の医療の現在」と「これからの展望」について考察を共有します。未来を担う学生や来場者が、多様なキャリアの可能性を描く一助となれば幸いです。
東校舎講堂
10月5日(日)13:00~15:00
